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　　【山形弦楽四重奏団プロフィール】

　　山形県を本拠地とする山形弦楽四重奏団は、山形交響楽団メンバー中島光之・倉田讓を中心に2000年に結成された。以来、
山形県外（秋田県、福島県、宮城県）でも演奏し、東北各地に活動範囲を拡げている。2001年4月に第1回定期演奏会を開催して
から、現在までに65回以上の定期演奏会を行い、L.v.ベートーヴェン（全17曲）をはじめ弦楽四重奏曲を200曲以上演奏してきてい
る。年4回の定期演奏会とは別に、2010年より庄内定期演奏会を年2回でスタートさせた。 
　オーケストラを母体としながら年6回の定期演奏会を行っている団体は、日本では他に例を見ない。そのプログラムでは、弦楽四
重奏の形式を確立したとされるF.J.ハイドンの弦楽四重奏曲全68曲を演奏する企画が進行中である。また庄内定期演奏会では、
L.v.ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全17曲を演奏する企画が進行している。邦人作品も積極的に取り上げており、山形Q委嘱作品
～幸松肇「弦楽四重奏のための最上川舟歌」の初演や白鷹町出身戦没作曲家紺野陽吉「弦楽三重奏曲」の第2楽章の初演及び
「弦楽二重奏曲・弦楽三重奏曲」2作品のふるさと初演などを行った。これらの活動は結成以来、地元テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・書籍
などのメディアにも数多くとりあげられる。定期演奏会以外の活動である依頼演奏会・音楽鑑賞教室も好評を得ており、障がい者施設や老人介護施設、病院などへのボランティア慰問演奏も数多く行っている。 
　現在のメンバーは山形交響楽団メンバー4人で、定期演奏会・依頼演奏会・音楽鑑賞教室・ボランティア演奏活動・リハーサルなど
で年間70日以上の演奏活動を展開している。ニューアーツ弦楽四重奏団2ndヴァイオリン奏者の平尾真伸氏に師事。